黎明期のパソコンPC-9801には、N88-BASICが搭載されていました。N88-BASICは分かりやすく、これだけでゲームがつくれました。しかし当時はプログラムについて情報が少なく、マシン語のプログラムを英単語や記号の組み合わせに置き換えたニーモニックはハードルが高すぎて、思うようなゲームはなかなか作れませんでした。
今はウエブ上に、プログラミングについて沢山の情報があります。またJavaScriptのゲームエンジンとか物理シミュレーションプラグインとか3D libraryなど、簡単に高度な処理が実現できるツールが沢山あります。今は当時と比較すればびっくりするほど簡単にゲームが作れます。
高齢者の多くを占める団塊の世代は、その昔『I/O』『月刊アスキー』『月刊ログイン』などパソコン雑誌を通してゲームを作って遊びました。大勢がゲームプログラムを投稿して、その何倍もの人々が雑誌に載っているプログラムソースをパソコンに打ち込んで遊んでいました。
歳を取って自由な時間が出来たら、ボケ防止のためにも、ゲームやユーティリティをつくる事を勧めます。昔は、雑誌のソースリストを自分のパソコンに打ち込んで、見直しを繰り返す内に理解できるようになりました。今は、ウエブ上のソースリストについて、検索エンジンで調べている内に理解できるようになります。
まずはブラウザゲームを作ってみましょう。ブラウザゲームとはウェブブラウザ上でプレイするゲームの総称で、主にJavaScriptによって作られており、インストールせずに手軽にプレイが出来ます。

JavaScriptにゲームエンジンを組み合わせれば、ウェブブラウザ上で動きます。国産のフレームワークenchant.jsを使えば、情報が沢山あるのでなんとかなります。
enchant.js は HTML5 + JavaScript ベースのゲームエンジンです。PC,Mac,iPhone,iPad,Android すべてで動作するクロスプラットフォームなアプリケーションを開発可能なスタンドアロンJavaScriptライブラリです。HTML5 + JavaScriptなので、作る時にもプレイする時にも特別なソフトウェアを必要としません。テキストエディタとウェブブラウザだけで大丈夫です。

code.9leapに登録する
http://code.9leap.net/
サンプルプロジェクトがあるので、ソースを変更して動きを確認する。
自分のゲームの雛型をつくってみる。
enchant.jsを用いたゲーム制作のためのローカル環境での開発の準備
http://blog.livedoor.jp/kamikaze_cyclone/archives/32981584.html
を参考にローカルフォルダを作って、code.9leapで作ったゲームをローカルに移動する。
メモ帳を使ってローカル環境でゲーム開発をする。
ソースは、少し書いたらすぐローカル環境で実行を繰り返します。
なぜ実行出来ないかわからなくなったときはcode.9leapにソースをペーストします。カッコが合わないとか構文がおかしいなど原因がわかる事があります。
またブラウザでJavaScriptを実行するとスペルを一字間違ったなど些細な原因で真っ暗な画面のままになることがあります。意気消沈しますがブラウザ「Google Chrome」で利用できるChromeデベロッパーツールを使えば、効率的なデバックが可能です。
デベロッパーツールは、Google Chromeブラウザの右上のメニュー→「その他のツール」→「デベロッパーツール」をクリックで開くことができます。
真っ暗な画面になっているJavaScript実行中にデベロッパーツールを開けば、Consoleメニューにerror行がどこか赤い字で表示されます。
またJavaScriptソースに
console.log(“知りたい値” + value);
などと書けば、変数を参照出来ます。
そのうちにはゲームが完成します。

しばらく楽しんだら、少し修正してスマートフォンのアプリにする事ができます。HTML5ハイブリッドアプリ開発サポートMonacaが便利です。
https://ja.monaca.io/
ただし、AppleのApp Storeにアプリを公開するのはかなり面倒です。

※おまけ
主に1970年〜90年代にかけてゲームセンターに設置されていたアーケードゲームが、ブラウザで楽しめます。
https://archive.org/details/internetarcade
PC9801で遊べた懐かしいゲーム再びBio100%
http://bio100.jp/play_game/index.html